ターゲットの絞り込み

YouTubeライダー2号は、設定したキーワードで検索した動画をYouTubeから自動取得してきます。
単一キーワードによる単純検索だけでなく、 AND検索や、OR検索、除外検索などの複雑な検索にも対応しています。
高度な検索ができるということは、動画の絞り込みができるだけでなく、 アクセス流入の属性絞り込みも可能になるということです。
サイトアフィリエイトにおいて、ターゲット属性の絞り込みはとても重要です。
例えば「温泉」というキーワードで考えてみます。
単に「温泉」だで検索をすると、
「温泉旅行」「温泉の効能」「温泉に入るときのマナー」「温泉地」「温泉の掘り方」など、
様々なジャンルのコンテンツが存在します。
エンドユーザー(検索者)が調べたいことが「温泉旅行」だった場合、
「温泉の掘り方」を提示してもまったく興味を示さないでしょう。
「草津温泉で良い旅館は無いかなぁ、近くで観光するならどこへ行こうかなぁ」と、
温泉旅行プランを立てようとしている場合は、「温泉」だけで検索してもザックリし過ぎていて、
検索結果が目的の内容に絞り込めていないことに気付き、
キーワードを「草津温泉」に変えて検索し直すことでしょう。
しかし、これでも検索結果は絞り込めていないので、さらにキーワードを追加していくことでしょう。
「草津温泉 お勧め旅館」「草津温泉 観光
春」といった具合です。
経験上、3つ程度のキーワードを指定しなければ、狙った検索結果は表示されません。
おみやげを探している場合だとこんな感じです。
「草津温泉 おみやげ お勧め」「草津温泉 おみやげ
スイーツ」etc
このように複数のキーワードを並べて検索する際のキーワードのことを『複合キーワード』と呼びます。
複合キーワードは、AND検索、すなわち「すべてのキーワードを含む」検索です。
※ただし普通に検索した場合は、あいまい検索機能により厳密なANDにはなりません。
初心者向けのアフィリエイトノウハウには、必ずと言っていいほど複合キーワードの説明がありますが、
AND検索だけでは検索結果を絞りにくいケースもあります。
おみやげを探しているけど、もう「おまんじゅうは要らない」という時などです。
そんな時は、除外検索をすることで絞り込めるようになります。
やり方は簡単で、除外したいキーワードの前に「マイナス記号」を付けるだけです。
「草津温泉 おみやげ お勧め -まんじゅう」です。
これで、「まんじゅう」を含むコンテンツが検索結果に表示されなくなります。
エンドユーザーは、このようにして目的のコンテンツを見つけてサイトを訪問してきます。
そのことを完璧に頭に刻み込み、絶対に忘れてはいけません。
目的ではないコンテンツには検索エンジンを通じてアクセスしてきません。
これを逆に利用することで、こちらが狙ったエンドユーザーだけを訪問させることができるようになります。

ここで話をYouTubeライダー2号に戻します。
YouTubeライダー2号では、AND検索、OR検索、除外検索といった高度な検索で、 取得してくる動画を絞り込めると書きました。
ズバリ、エンドユーザー(訪問者)を高度に絞り込めるということです。
エンドユーザーの訪問目的を絞り込めるということは、
そのサイト(ページ)で表示するアフィリエイト広告を絞り込めるともいえます。
絶対に興味を持ってもらえることが間違いない広告を表示できるのです。
あるいは、成約をとりたい広告をまず決定し、 広告に応じた「キーワードセット」を指定することで、 成約に結び付きやすいエンドユーザーだけを訪問させるという、 よりアグレッシブなテクニックも使えるのです。
一般的には複合キーワード(≒ANDキーワード)だけの指定ですが、 YouTubeライダー2号では、より高度な検索設定ができるので、 より「濃いアクセス」を生み出すことができるのです。

さらに、YouTubeライダー2号では、 カテゴリーごとに複数のキーワードセットを設定することが可能です。
先ほどの「温泉」を例にしますと、
・熱海温泉
・湯河原温泉
・箱根温泉
・伊香保温泉
・草津温泉
・鬼怒川温泉
というカテゴリーを作り、
「〇〇温泉 旅館 おすすめ」
「〇〇温泉 旅館 宿泊」
「〇〇温泉 ホテル 宿泊」
のように各カテゴリーに対してキーワードセットを指定していきます。
余談ですが、「熱海温泉 宿泊 (旅館 OR ホテル) -民宿」とすると、 「熱海温泉」「宿泊」の両方を含み、「旅館」か「ホテル」のどちらかを含み、 「民宿」を含まないという意味になります。
サイトのタイトルは『東京から2時間以内で行ける有名温泉のホテルと旅館 (熱海温泉、湯河原温泉、箱根温泉、伊香保温泉、草津温泉、鬼怒川温泉)』 ようにします。
そして、楽天トラベルやじゃらんなどの旅行系アフィリエイトを展開すると良いでしょう。
基本的に泊まる気満々のエンドユーザーしか閲覧しませんから、
成約率はグッと上がっているはずです。
旅行サイトやアプリからでなく、わざわざググっているということもミソです。
本家の情報だけでは物足りなく思った人である可能性が高いです。
YouTubeライダー2号のサイトには本家旅行サイトには無い動画や、
その動画へのコメントが豊富に掲載されています。
あとは満足した訪問者が、サイト内にある旅行サイトのバナーから予約ページへ飛んでくれれば良いだけです。
飛んで火に入る夏の虫という塩梅ですね。

さらに朗報です。
YouTubeライダー2号には、 カテゴリーごとに別々の広告を簡単に表示できるプラグイン 『Ad Changer By Category(無料版)』を購入者特典としてお付けします。
ワードプレスでは、ウィジェットという機能を使って、
サイドバーやタイトル下などに、任意の広告バナーを表示させるのが一般的です。
ウィジェットは簡単に設定できるので、
全ページに同じ広告を表示させる場合はそれで問題ないでしょう。
しかし「ターゲットを狙い撃ち」するためには、
カテゴリーごとにカテゴリーにマッチした広告を表示させる方がベストです。
ウィジェットの設定でもできないことはないのですが、 設定が煩雑で面倒ですし、設定が俯瞰できないために管理が難しくなるのでお勧めできません。
このプラグインを併用すると、簡単に 『カテゴリーごとに別々の広告を表示できるようになる』ので、 さらに成約率アップ=報酬アップが狙えます。
auto comment
自動コメントの強み
コメントは捨てられてきた
ここまで、長々とコメントの重要性について書いてきました。
しかし、長くアフィリエイトをやっている方ならば、 ワードプレスのコメント機能をあえて切っているという人の方が多いのではないでしょうか。
ワードプレスを標準のまま公開すると、 ある日突然、記事に望まないスパムコメントがたくさん書き込まれるようになります。
中国語や英語や何語か分からないものまで、放置すると大変なことになります。
それを嫌ってコメント機能を専用のプラグインなどを使って強制的にオフにしていませんか?
ちゃんと自分で書いているサイトへのちゃんとしたコメントならともかく、 自動生成系のアフィリエイトサイトにとってのスパムコメントなんてゴミでしかありませんからね。
これを読んでいる「自動生成系ツールが大好きアフィリエイター」ならば、 ワードプレスのコメントはサイト立ち上げ時にオフにするというのがデフォルトなんじゃありませんか?
たまにオフにするのを忘れて、ある日突然ワードプレスから通知メールが届き、 「何だろう、お問い合わせが入ったかな?ラッキー!」 なんて思ってドキドキしながらメールを開いたらスパムコメントでガッカリ!
サイトアフィリエイターあるあるですね!
コメントの自作自演は難しい
しかし、何度も書きますが(少なくとも今現在は)コメントは重要です。
ただし、『スパムではなく』『ちゃんとした内容の』コメントでなくては意味がありません。
内容が無ければ評価されないからです。
しかしそれを理解しても、ファンもいないサイトにコメントなんて誰も書き込みに来てはくれません。
だからと言って、自動投稿サイトに対して、自分でコメントを付けていては、投稿を自動化させている値打ちが無くなってしまいます。
外注を使うとしても、同じ人が書けるコメントには限界があるので、どうしてもパターン化してしまいます。
また、複数サイトを運用することになるので、 無数に投稿されるページに対して、単一ページにまとめて一気にコメントするのではなく、 バラバラとランダムに昼夜問わずコメントしていくのは、人の手による自作自演では実質問題として不可能です。
スパマーにはできるのになぜ?
そこでプログラムによる自動化となるわけですが、これもそう簡単にはいきません。
実はワードプレスには非常に強固なスパム対策が施されています。
世界で最も普及しているCMSですから、当然スパマーからも最も狙われることになります。
なので、先に書いたように次々とスパムコメントが書き込まれるようになってしまうんですね。
ここで矛盾に気付いた方は鋭いです。
「スパマーに自動コメントの書き込みができるのだったら、プラグインでもできるんじゃね?」と。
強固に守られている
話はそう簡単ではないのです。
あなたは(自作自演で)コメントしなければいけないので、コメントをオフにすることはできません。
同時に、スパムコメントは阻止したいので、絶対にコメントできないように設定しなければなりません。
さっそく矛盾が生じましたね。
先ほど、ワードプレスには強固なスパムコメント対策があると書きました。
これには、サイトオーナーが設定できるものと、サイトオーナーが設定を変更できないものがあります。
ワードプレスはダッシュボードからの設定により、 名前やメールアドレスの記入を必須にしたり、登録ユーザーでないとコメントできなくしたりすることができます。
なので、ユーザー登録をできないようにしてしまえば、スパマーからはコメントできないようにできます。
※ワードプレスにはサイトオーナー以外にも、複数のログイン可能なユーザー登録が可能です。
ただし、自作自演コメントもユーザー登録が必須になります。
あなたはサイトオーナーなので、当然ユーザー登録されたユーザーです。
つまりコメントする権限はあるのですが、次のレベルのスパムコメント対策に引っ掛かります。
実は、ワードプレスにはサイトオーナーがレベル変更やスイッチを切ることができないスパムコメント対策も施されています。
同一IPアドレスからの連投はできないようになっていたり、 同一ユーザーからの連投はできないようになっていたりと、 ワードプレスには他のも何重ものスパム対策があり、 例えサイトオーナーであっても、次々とコメントすることはできないのです。
スパマーによるコメントは、1スパムシステムが複数サイトにコメントしていきますが、 プラグインによるコメントは、単一サイトへのコメントになるのでガードされてしまうのです。
無数のシステム(100台とかのレベルでは話になりません)を用意すれば、 あなたのブログへ自動コメントできるようになりますが、現実的ではありません。
また、ちょっと想像すれば分かることですが、 同じ人ばかりがコメントしているサイトは、そもそも不自然です。
まずはグーグル対策によるアクセス増が狙いですが、 最終的には人が見るサイトで、違和感を感じさせないことが大事です。
正規のコメントであることが重要
プログラムをかじったことがある人なら、こう考えるでしょう。
「それなら、コメントをデータベースに直接入れたらいいんじゃね?」と。
それね、プログラムレベルでは可能なんです。
でも、ワードプレスの正規の手順を踏んでコメントするというところも重要なファクターの一つなのです。
ワードプレスという常にバージョンアップを繰り返して進化していくシステム、 その仕組みや、動作、思想、過去や未来、外部への影響、すべてを知り把握することが不可能である限り、 どのような落とし穴があるか分かりません。
と、偉そうに書きましたが、私も試してみたことの一つです。
試行錯誤の結果、見た目上はできましたが、すぐにこれではダメだということに気付きました。
内容はここでは書きませんが、機能や効果の上で、重大な問題がいくつか見つかりました。
しかも、「前提的」なことなので絶対に解決のできない問題です。
唯一無二の存在
このように、自作自演の自動コメントを実現することは困難の極みでした。
その証拠に、今現在私が知る限り自動コメントプラグインは、私が作ったもの以外にありません。
他に無い=唯一無二な理由として、作るのが難しいということの他に、 需要が無いからということも考えられますが、 アフィリエイターやサイトオーナーはごまんといますので、 需要が無いということは考えにくいです。
いや、一つだけ考えられる理由があります。
盲点
それは「コメントの重要性に気付いていない」ということです。
というか、むしろ確定しても良いんじゃないでしょうか?
記事の自動投稿プラグインや、連動してSNSへ投稿してくれるプラグインなどは無数にあるのに、 自動コメントプラグインだけが無いことの説明が付きます。
記事(本文)の数や内容や露出の重要性は、 発信者であれば誰でも気付く(というか当たり前すぎて気付く以前のもの)ことです。
アフィリエイターをはじめとする、サイトをマネタイトする者にとって、 コンテンツ作成は収益に直結しているので本気になります。
しかし、コメントは必ずしもそうではありません。
1サイト入魂でガッツリ作りこみ、アクセスもそれなりに集まっており、 ファンからの本物のコメントが付いているサイトであれば、 コメント欄はサイトオーナーのモチベーションにも繋がるので重要視されます。
逆に、サイト量産、自動投稿、作り立てでファンも少ない・・・
大半のそんなサイトではコメントはスパマーによる攻撃の窓口でしかなく、 結果、重要視の真逆へと意識が固定化されていたのではないでしょうか。